うちの子どもには障害があり、普通の子と比べると身体の力がすこし弱いようです。
そのため、幼い頃から「作業療法」という療育に通っていました。
作業療法では主に室内で活動しており、すべり台やブランコなどで遊びながら体幹を鍛えたりしていました。
また、就学に向けて困らないように、かなり前の段階から字を書く練習などもしています。
しかし、手の力がとても弱く、えんぴつを持つのがどうしても苦手な様子。
えんぴつをしっかり握れず、筆圧も弱いので何を書いているかわからない状態でした。
直線を書こうとすると、ヘロヘロとした波線になってしまいます。
作業療法士さんおすすめの『プニュグリップ』

そんなときに作業療法士さんからおすすめされたアイテムが『プニュグリップ』という商品です。
シリコン素材でできていて、さわるとプニプニしています。
えんぴつにとりつけて、持つところをサポートする商品です。
くぼみに指を合わせるだけなので、正しい持ち方が自然に身につきやすくなっています。
値段も100円ちょっとと、お試ししやすい価格でした。
『プニュグリップ』はどこで買えるか
作業療法士さんはダイソーで購入したそうですが、ホームセンターにも売っているよと教えていただきました。
その後近所にあるホームセンターに行き、文房具売り場で無事発見。
近くにお店がない場合は、ネットでも購入できるので安心です。
お店ではシンプルなデザインのものしかありませんでしたが、ネットでは香りつきのものや可愛いデザインのものなどがそろっています。
ただしグリップのくぼみの形が違うので、「えんぴつの持ち方を身につけたい」場合はやはりシンプルなものを選択したほうがいいでしょう。
「右利き用」と「左利き用」がある
プニュグリップには「右利き用」と「左利き用」があるので、購入するときは間違えないように注意しましょう。
購入後は、自宅でも療育先でもいつもプニュグリップをつけたえんぴつを使うようにしていました。
子どもいわく、「とても持ちやすい」そうです。
その後は無事に就学し、少しずつですが字もそれなりに書けるようになっていったので嬉しかったです。
もちろん身体的な成長もありますが、もしかしてプニュグリップのおかげかな?とも思っています。
取りつけるだけで簡単に使えるので、えんぴつ持ちでお悩みのかたは、お試ししてみてはいかがでしょうか。