先日、自閉症の息子(小学生)が算数検定を受けてきました。
検定会場は全国各所にありますが、はじめての場所というのは大人でもなかなか緊張しますよね。
特に発達障害のある子や年齢の小さな子が受験する場合「うちの子、会場での指示は通るかな?」「はじめての場所でも大丈夫?」など不安に思うことも多いと思います。
そこで、当日安心して検定にのぞめるように、実際に見てきた算数検定当日の様子をお伝えしたいと思います。
算数検定全体の流れ
まず、算数検定全体の流れとしては
となっています。
検定会場によって多少違いはあるかもしれませんが、おおよその流れを知っておくだけでも安心しますよね。
それでは、ひとつずつ確認していきましょう。
検定会場への入室
今回申し込んだ検定会場は、地域の学習塾です。
入口で受験票を確認してもらい、いざ入室。
おそらく保護者がいちばん気になっていることなのでは?と思うのが「保護者も入室できるのか?」ということ。
結論から申しますと、大丈夫です。
保護者も一緒に入ることができます。
中に入ってみると、個別指導塾ということもあり、ひとり用の机と椅子がきれいに並んでいました。
前後には小さなパーテーションもついており、集中できるようなつくりになっています。
席はあらかじめ決められているようで、指定の席へと案内されました。
子どもは着席し、保護者は隣で立っているかたちになります。
定員10名ほどの小さな会場でしたが、当日は満席。
年長さんぐらいから小学校高学年の子まで、さまざまな年齢の子が来ていました。

会場ではしばらく保護者と一緒にいられるため、緊張しつつも落ち着いている様子でした。
検定の説明と用紙への記入
入室後、事前説明と検定用紙への記入があります。時間は10分ほどです。
ここでも保護者の付き添い、そして「代筆可能」となっているので安心してください。
まずは持ち物の準備と注意点を確認をしていきます。
受験票は必須。
基本的に、使うものだけ机の上に置き、それ以外はカバンにしまいます。
えんぴつや消しゴムなどを出したら、ふでばこはしまいましょう。
水筒、ペットボトルは机においてもOKでした。
スマホを持っている場合は電源をOFFにしておきます。
次に、用紙に必要事項を記入していきます。
前述のとおり代筆可能ですので、保護者が書いても問題ありません。
記入するところは以下になります。
- 受験番号
- 名前
- 受験番号
- 名前
- 生年月日
- 個人用バーコードシールを貼る
個人用バーコードシールは会場で配られます。
生年月日ですが、受験票では「西暦」表記となっています。
解答用紙では「昭和」「平成」「令和」「西暦」から選択するかたちだったので、「西暦」を選んで書くと間違いないかと思います。
検定開始
検定開始となるので、その前に保護者は退出します。
ちなみに保護者の待機場所はありませんでした。
検定が終わるまで時間があるので、近くのカフェなど、待っていられる場所がないか事前に調べておくといいかもしれませんね。
検定がおわると子どもたちが退出してくるので、おわるころに会場付近で待機。
合流後はそのまま解散となりました。
まとめ
以上、算数検定当日の流れを振り返ってみました。
いかがでしたでしょうか?
算数検定を受けてみたいけど申込みを迷っていたかたも、これならできそうな気がしませんか?
事前に流れがわかっていれば、お子さま自身も勇気をだして一歩踏み出せるかもしれませんね。
気になった方はぜひ挑戦してみてください。