今回は小学生に人気の書籍シリーズ『学校では教えてくれない大切なこと』から、8巻目の『時間の使い方』を読んでみました。
- タイトル
時間の使い方
- 出版
旺文社
- ページ数
160ページ
自宅に何冊かありますが、こちらのシリーズはとにかく読みやすさが抜群。
普段はあまり本を読んだりしない子も、こちらのシリーズなら楽しく読めると思います。
- 全ページカラー
- 漫画なので読みやすい
- ページ数も少なめで読書が苦手な子にも
うちの子どもも読書は苦手ですが、このシリーズだけは自分からすすんで読んでいる印象です。
今回のテーマは「時間の使い方」
『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズの8巻目のテーマは「時間の使い方」。
自分の子ども時代と比べると、最近の小学生は「忙しいな」と感じています。
学校のあとには部活。帰宅してから塾や習い事に行く子も多くいるでしょう。
宿題もありますし、明日の準備もしなければなりません。
大人でもやらなければならない事があるのに、忙しいとついつい後回しにしてしまうことってありますよね。
わかっているけどゲームやテレビに夢中になってしまう、なんてこともよくあると思います。
私の子どもも最近そんな感じで毎日を過ごしており、ちょっとまずいな、と思いこちらの本を購入してみました。
読み終えた目標としては、次のようなものが挙げられるかな、と思います
- スケジュールを作れるようになる
- 集中できる時間(タイミング)がわかる
- どんな行動にどれくらい時間がかかるのか?を意識できる
- 上手に時間を使い、物事を効率的に進められる
期日内に宿題(仕事)を終わらせたり、遊びと両立する大切さは、大人になっても同じですよね。
そんな大人になっても重要な「時間感覚」。
小学生の早い時期から身につけていくのにぴったりな本だなと思いました。
「時間の使い方」おすすめの年齢は
小学生におすすめの本です。
前述のとおりカラー漫画になっていて、とても読みやすいのがポイント。
ページ数も少ないので、1日あれば読み終わる印象です。
「本を活用して、自分でスケジュールを考えてみたい」ということなら、時計や時間を習い終わっている3年生ぐらいからが個人的にはおすすめ。
内容的には1年生でも読めますので、スケジュール作成や時間に関する細かいところは保護者がサポートしてあげれば大丈夫です。
1年生の後期だと時計もすこし習っているので、よりわかりやすいと思います。
また、自分で夏休みの計画を立てるトピックもあります。
ですので夏休みの前のタイミングで読み、実際に予定をたててみるのもおすすめです。
夏休みのスケジュールでは、1日ではできないものなど、長期の予定をたてる練習になるかと思います。
無料のワークシート(9種)がダウンロード可能
本には無料のワークシート(スケジュール表など)がダウンロードできるURLが記載されています。
ワークシートは全部で9種類。
- 1日のスケジュール
- どれだけかかるかなシート
- やることリスト
- 1週間計画表
- お楽しみ表
- 放課後計画書
- 夏休みの計画表
- 付せんペタペタスケジュール
- 夏休みのタイムスケジュール
実はこのワークシート、本を購入しなくてもダウンロードできてしまいます。
通常ですと、書籍の購入特典としてURLを掲載していることが多いと思いますが、こちらはなんと公式サイトに堂々とリンクが掲載されています。
こんな感じのスケジュールを作れるんだ、と参考にもなると思いますので、気になったかたは覗いてみましょう。
実際に子どもも「スケジュールをつくってみたい!」というので、1日のスケジュール表をダウンロードしたものを印刷し、活用させていただきました。
カラーで見やすく、気に入っています。
作ったスケジュール表は自宅の壁に貼っていますが、ふとした時にパッと目につくので時間を意識しやすくなりました。
あと、子どもが宿題をサボって遊んでいるときに「今は何をする時間?スケジュールを確認してみて」と言うと、ハッとした顔をして宿題をやりはじめたりします。
今のところは時間への意識ができている様子なので嬉しいかぎりです。
子どもが自分で率先して動いてくれると、私(保護者)のイライラもすこし軽くなったような気がします。
まずは1日をどのように過ごしているのか、自分の「スケジュール」を確認するところからがはじまり。
はじめの一歩を踏み出してみましょう。